初心者必見!これから資産運用を始める人が押さえておきたい基礎知識

勉強している人

年金の問題などが取り沙汰され、自力で資産を構築することが重要視されている昨今、耳にすることが多くなったのが「資産運用」というワードです。

あなたは「資産運用」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

「やったほうがいい、ということは分かるけど具体的にどうしたらいいのか分からない」

など、興味はあるけど実行には至っていないという方も多いのではないでしょうか。

また「資産運用、というくらいだからお金持ちの人だけがやることなんじゃないの?」と自分には関係ないと考える方も多いのですが、資産運用というのは、いま持っている資産の額に限らず、誰もが身につけるべきスキルになっていくと言われています。

私たちに馴染みのあるコンビニにも必ずと言っていいほど、資産運用についての雑誌や本が置いてあります。それだけ、「資産運用」というのは身近なものとなってきているのです。

それでは「資産運用」とはどういったものなのでしょう。また、なぜ資産運用がここまで注目されているのでしょうか。

いま資産運用を実践しようとしている初心者の方はもちろん、これまではあまり資産運用の話題に触れてこなかったという方も、ご自身の大切な資産を守り、そしてこれから先の人生もより豊かにする大きなヒントとも言える話題なので、是非最後まで読んでくださいね。

そもそも「資産運用」とは?

「資産」とは個人や団体が持つ財産のことで、「運用」とはうまく機能を働かせ用いることです。

つまり個人レベルの「資産運用」というのは、あなたが持っている財産の機能を最大限活用していくということです。

もっと噛み砕いた解釈をすると、「財産を活用して、さらに財産を増やすこと」という表現もできますね。

不動産などは「財産(家や土地)を活用して財産(家賃収入など)を得る」というイメージが付きやすいと思いますが、実はお金そのものも例外ではありません。

例えば、FXや株式などの投資というのは、何か形に残るものを売ったり買ったりするのではなくお金によってお金を増やしていく方法です。

ただ、投資に関してよくあるのが、「投資ってイチかバチかの賭けでしょ?」という、間違った捉え方です。

「お金でお金を増やす」という表面的な特徴で、投資とギャンブルを混合する方もいるのですが、投資がギャンブルと決定的に違うのは、運や勘といった根拠の薄い判断による「利益を得られるかどうか分からない」行為ではなく、計画と裏付けをもって遂行する「利益を得ることを前提とした」行為だということです。

なんとなくの認識で投資や資産運用に拒否反応を示す方も多いのですが、資産運用とは本来、リスクの大きい危険なものではなく資産を守り自分の人生も豊かにしていくためのものなのです。

預金や貯金ではなく、資産運用をする理由

お金が成長しているイメージ
誤った認識を抱いていなくても、「欲張って資産運用をしなくても、口座にお金があればいいんじゃないの?」という純粋な疑問を持っている方も多いと思います。

しかし今の日本では、いわゆるメガバンクやゆうちょ銀行というのは金利が0.001%。

つまり口座に100万円を預けていたとしても1年でたった1000円しか増えません。

しかも1年でやっと手に入れた1000円も、年に5回ほどATMで引き出しや送金をすれば手数料であっという間になくなってしまいますよね。

あえて増やそうとしなくても「口座に入れて貯めておけば一番安全」と思いがちですが、よくよく考えてみると、むしろ口座に入れておくことで、財産が運用出来ず、本来増えるはずのお金が手に入らないというマイナスな側面もあるというわけです。

また余談になりますが、一時期、将来的に「貯蓄税」というものが出来るのではないかという噂も流れましたよね。

「貯蓄税」に関しては、具体的に現在事が進んでいるというわけではなく、あくまでも「もしかしたら」の話で噂が一人歩きした部分も否めませんが、これから国が導入する可能性もゼロではありません。

つまり、いくら自分のお金と言えどあくまで銀行や国が管理する仕組みの中で「預けている」という状態に過ぎないので「口座に入れておけば何のリスクもなくて安心」とは言い切れないのが現実なのです。

そもそもお金というのは使ってこそ価値あるものであり、またお金自体にもお金を増やす機能が備わっています。

資産運用をせずにただ口座の中で眠らせているということは、例えてみれば「植えたら金のなる木が育つ種」を机の中に後生大事にしまっていることとほぼ同義というわけなんです。

注意すべきポイント

資産運用は、ギャンブルのように「イチかバチか」という運任せのものではなく、利益を得るために計画的に進めるものだということはお伝えした通りですが、やり方を間違えれば大きな損失も抱えてしまう可能性があります。

「資産運用」とは名ばかりでギャンブルまがいの手法が出回っているのも事実です。

健全で着実な資産運用を行うためには何よりも情報収集がとても重要になってきます。

資産運用の需要が高まり、インターネットで気軽に情報収集ができるということ自体は、とても良い傾向なのですが、特に初心者の方は情報の取捨選択が欠かせません。

例えば最近では、SNSなどで「たった1週間で1万円を100万円にする方法を教えます!」という謳い文句で相手の関心を引き、情報提供の代わりに代金を請求する、といった詐欺も増えてきています。

もちろん、個人で有益な情報を発信している方もいらっしゃいますし、経験者のリアルな声を聞くこと自体には価値があることです。

SNSやインターネットでの情報収集は悪い、と一概には言えませんが、誰でも気軽に情報発信ができる場だからこそ「情報の根拠や裏付けはあるのか」「発信者は信用に値するのか」といった慎重な判断は必須です。

また投資に関しては、「投資助言法」といった情報発信に関する法律も存在します。

簡単に言うと、投資に関して他人にアドバイスをするには資格が必要ですよ、といった内容です。

インターネット上で投資に関する情報発信をしている会社などがあったら、投資助言に関する資格を有している会社なのか、といった部分も参考にすると信頼性の判断基準になります。

まとめ

今回の記事では「資産運用」というのはどういうものなのか、基本的な部分や全体像についてお話ししていきました。

「資産運用」と言ってもその種類は様々で、リスクや見込める利益、資金量やライフスタイルなどで選択肢はたくさんあります。

以下のリンク先で、あなたのタイプに合った資産運用をご紹介しています。

間違った選択をしないためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

▼投資商品で探す
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