こんにちは、池田です。
私が実際に行ったサヤ取りの実績をお見せしていきたいと思います。
それでは早速ご覧ください。
目次
取引実績
以上が、4月18日~5月1日の間に手仕舞いした銘柄ペアと、新たに仕掛けをした銘柄ペアになります。
期間 | 手仕舞い7ペア | 仕掛け中19ペア |
---|---|---|
20240418-20240501 | +114,700円 | -174,770円 |
いくつかの銘柄ペアに振り分けて、
リスクを抑えつつ着実な利益をねらっていく投資方法を、分散投資と言います。
集中投資でないと十分なパフォーマンスを得られないとする意見もありますが、
資金が限られている個人投資家の場合は、
リスクから資産を守ることを最優先に考えることが大切だと思います。
大きなリターンの裏には、
大きなリスクがはらんでいることを忘れてはいけません。
世界的に有名な投資家であるウォーレン・バフェットも、
複数の銘柄に長期にわたって自分の資産を投資して成功したことは有名な話です。
投資においてはリターンとリスクのバランスが重要ですが、
資産分散を行うことで、同程度のリターンに対するリスクを低減することが期待できます。
投資の世界には、
「卵は一つのカゴに盛るな。」
という有名な格言があります。
全ての卵を一つのカゴに盛ると、
そのカゴを落とした時に全部割れてしまうかもしれません。
しかし、複数のカゴに分けて卵を盛れば、
一つのカゴを落としても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむという教えです。
一定の資金を単一の銘柄ペアに投資するのと、
複数の銘柄ペアに投資するのとではリスクが異なります。
単一の銘柄ペアに投資してそれが損失になると、投資資金全体が減ってしまいます。
しかし、複数の銘柄ペアに投資していれば、
ある銘柄ペアのサヤが開いても他の銘柄ペアのサヤは縮小するといったことがあり、
リスクを減らすことができます。
これが分散投資によるリスク低減効果です。
また、複数の銘柄ペアを保有することにより、
投資家の精神的なストレスの分散にもなります。
更に、相場全体の動きを気にしなくても良いというメリットもあります。
仕掛けをする際には資金を一度に投入するのではなく、
時間をずらして複数回に分けて投資する時間分散も必要です。
格言的に言えば、
「卵を一度にカゴに盛るな。」
と言ったところでしょうか。
取引チャンスは沢山ありますので、
相関係数・売買シミュレーションの成績・サヤの形を考慮して優先順位を付け、
良いペアから順番に仕掛けを実行します。
手持ち資金で何種類の銘柄ペアを仕掛けるのか?
それぞれどれぐらいの金額にするのか?
といった配分をしっかり考えて、
バランスよく振り分けて投資することも大切です。
株式投資に絶対はありません。
投資資金の安全性と収益の安定性に重点をおいた運用手法が、
最終的に大きな資産を築くことになるのです。
今回も取引の一部をチャートでご紹介しますので、参考にして頂ければ幸いです。
【1959九電工×9508九州電力】+78,300円
銘柄ペアを選ぶ前に、銘柄の選定や、適当なサヤの開閉リズムがあるペアかどうかの調査が必要です。
しかし、これらの作業は『さや取り達人』が自動的に行いますので、あなたはペア選びに専念できます。
【7270富士重工×6703OKI】+26,900円
『さや取り達人』では、相関係数という統計関数を用いて、似た動きをするペアを見つけ出します。