池田流、世界経済の読み解き方│トレーダーから投資家へのステップアップ

池田流、世界経済の読み解き方

こんにちは。池田和弘です。

本日は、投資において重要な世界動向についてお話をしたいと思います。

世界の相場、例えばアメリカの株式であったり、日本の株式であったり、金の市場であったり、各国の不動産状況などが該当しますよね。

これらの相場で投資をしていくにあたって、やはり各国の経済動向や、相場の状況を把握することが、投資家として当然ながら必要なスキルの1つだと思います。

しかし、投資を始めたばかりの人にとっては、世界経済を読み解くというのはなかなか大変なことですよね。

経済学者やその道の専門家と言われるような方々ですら、世界の動向を予測しきれないことがあります。

つまり、経済学の専門家でもない素人の私たちが、世界の動向を完璧に読み解いて投資をしていくことは非常に難しいでしょう。

そこで今日は、池田流の世界の動向を読み解く方法を1つお話いたします。

〇〇を考えれば世界経済の動向を予測できる

〇〇を考えれば世界経済の動向を予測できる
世界中の資産は当然決まっていまして、全人口の資産を合わせた総資産というものがあります。

その中で機関投資家や富裕層をはじめとする投資家のみなさんが、株式だったり、為替であったり、先物などなど、いろいろな市場に投資をしています。

ここで重要なのが、「どこの市場にお金が流れているのか、今どこの市場にお金が集まっているのか」ということを考えておけば基本的に良いかと思います。

例えば、米ドル高だったとすると、米ドルに世界中のお金が集まってきていると把握できますね。

株式市場が上がる時というも同じ原理で、「株式市場に投資家のみなさんのお金が集まってきている」つまり、それ以外の市場の流通量が減っているということです。

他にも為替相場の日本円とドルのドル円の関係や、株式と金のような現物資産、先物みたいなものも、やはり対になる動きをするケースが多いです。

株式市場が高騰すると金が下がっていきますよね。

タイムリーな話題ですと、このチャンネルでもお伝えしております通り、仮想通貨というジャンルが確立されつつあります。

仮想通貨にお金が集まってくると、当然ながら株式や為替の市場に今後影響してくるかもしれないと考えることができます。

このように、各分野の専門的な知識を身につけて、見極める力をつけるには、非常に時間がかかりますが、「今どこの市場にお金が集まっているのか」ということがわかるだけでも相場の動向をかなり予測できると思います。

例えば、なぜ今金の価格が上がってきているのかというと、株式市場や先進国のアメリカを中心とした経済に対して不安を感じる投資家たちが、現物資産の方に逃げてきている。だから、現物相場以外の相場の流通量が少し下がると予測できます。

このように大枠だけでも把握しておけば、経済や相場の動きを自分なりにも理解できるかと思います。

ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、世界経済や相場の動向を読み解いていただければと思います。

本日は以上となります。ありがとうございました。

池田和弘 資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編