こんにちは、池田和弘です。
今回は「投資の種類」についてお話したいと思います。
といっても、細かな種類を紹介していくわけではありません。
「投資の種類」を理解し、分類することで、何が見えてくるのかをお伝えしていきます。
実は、こうした考え方は「新たな投資」を始める上でも非常に役立つ考え方です。
今回の内容を通じて、ぜひ知ってもらいたい情報をお伝えしますので、本日も最後までご覧くださいね。
目次
投資の「4つの種類」
まず投資というものは、「有形物」「無形物」という2つの分類にわけることができます。
有形物に分類されるのは、不動産やコインパーキングなど、現物があるものを指します。
そして無形物に分類されるのは、ファンドや株などです。
ここで「株券があるじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、株の価値は、株券を発行している会社の価値に付随するものになります。
つまり、実は株券そのものに価値はないものと考えていただきたいですね。
したがって、ファンドや株等は、無形物に分類できると考えています。
これに加えてもうひとつの分類方法として、ビジネス系の投資、相場系の投資というかたちでも分類することができます。
例えば、不動産やコインパーキングは、ビジネスで発生した利益を投資家に還元するという、ビジネスありきの投資なので、ビジネス系の投資に分類できます。
一方で株やFX、金など、相場で利益を得るものは、相場系の投資に分類できます。これはわかりやすいですよね。
以上をまとめますと、投資には、【有形物・無形物・ビジネス・相場】という4つの種類があり、これらの組み合わせでさらに細かく分類することができるのです。
例えば、ビジネス系の投資にも有形物・無形物があり、相場系の投資の中にも有形物・無形物がある、といった具合に、それぞれの投資の種類は組み合わさって成り立っています。
投資の分類で◯◯がわかる!?
ところで、ビジネス系と相場系の投資では、分類に偏りがあります。
ビジネス系の投資は、不動産、コンテナ投資、両替機投資といった、現物ありきな投資が大多数を占める傾向があるんです。
もちろん中には、「合同会社を作って共同で出資しませんか」というような、現物を自分で所有しない、無形物の投資に分類されるものもありますね。
一方、相場系の投資はファンドや株式などといった、無形物のものが多いです。
ただ、相場系の中でも、金の現物を購入しておいて、金の相場が上がったら売る、というかたちの投資の場合は、金の現物を持つことになるので、金の現物投資は相場系の中でも有形物の投資に分類されます。
こういった「投資の分類」が何の役に立つかというと、リスクの度合いを自分で測ることができるんです。
相場系の投資で無形物の代表、仮想通貨を例に見てみましょう。
仮想通貨には現物はなく、いまの相場は荒れています。
つまり、リスクは高いけれども、当たれば大きいかもしれない、ハイリスク・ハイリターンな投資だということがわかりますね。
一方、有形物投資の不動産は、現物もあって、業界的にも長い歴史があります。
つまり、投資対象として安定しており、リスクは低いけれども、リターンもそれほど高くないかな、という判断ができます。
最後に
今回紹介しました、4つの投資の種類で投資案件を分類することによって、投資を検討している案件のリスクの度合いを見極めることも可能です。
これを覚えていただければ、今後、投資のリスクに対して、さらに的確な判断ができると思います。ぜひ、取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編