実際にあったトラブル事例と解決方法<海外編>│清藤久議の転売コラム

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こんにちは。清藤です。

今回は、前回に引き続き本当にあった転売におけるトラブル事例と対処方法をご紹介したいと思います。

前回は国内転売についてお伝えしたので、今回は海外転売のよくあるトラブルと対処法をお話ししていきます。

海外転売でよくあるトラブルと対処方法

飛行機

送った荷物が届かない

これは、海外配送で一番多いトラブルです。

こちら側がしっかり送っているにも関わらず到着しない、といったトラブルがどうしても一定の割合で発生します。

届かない原因としては、大きく分けて3つのパターンがあります。

1)発送先国の運送事情の問題

発送先の国の治安や運送事情の問題で、日本から到着国に商品は入っているのに、そこから相手に到着しないことがあります。

高確率で届かない(配送事故率の高い)国の代表格が、メキシコです。

メキシコ宛に送った商品は、高確率で届かないので発送除外国設定をおすすめします。

追跡番号付きで発送しても、メキシコ国内で追跡が途絶える確率が高いです。

2)税関チェックに時間が掛かる

アルコールなどの危険物を発送して、税関チェックに引っかかってしまうのであればまだ分かりますが、シャンプーや化粧水などの危険物ではない液体製品を発送した場合でも、税関チェックに引っかかることがあります。

税関チェックはスムーズに進めば、数時間~1日で完了しますが、到着国側の税関チェック処理が滞っている場合は、2週間程度かかってしまうこともあるんです。

たまに税関職員が忘れている場合もありますので、到着国側の購入者に税関へ問い合わせてもらいましょう。

過去に、問い合わせをしてもらってから3日程度で税関検査が終了したことがありました。

こういったケースでは、ほぼ確実に、到着国側の税関職員が検査を忘れていたと考えて間違いないと思います。

3)なぜか商品が戻って来る

しっかり商品を発送しても、到着国側から何も理由の記載もなく、商品が戻ってきてしまう場合があります。

これは到着国の荷物の仕分けシステムが、自動で宛名ラベルをスキャンして認識していることが原因です。

というのも、どうしても100%の精度では自動で仕分けができないんですね。

ちなみに、アメリカは海外から入ってくる貨物の量が膨大なため、この自動仕分けシステムがよく使われています。

4)税関検査でNGになってしまう

税関チェックでNGになり、戻って来てしまうことがあります。

税関検査で引っかかった場合、どんな理由でNGになったのかが記載されず、原因が分からないケースが多いです。

以前私は、日本のインスタント食品をドイツに販売した際に、ドイツ税関から理由不記載でNGになってしまったことがありました。

調べてみると、基本的にヨーロッパは畜産品(牛・豚など)を使用した加工食品の輸入自体がNGになっているとのことでした。

ただ、税関としては、輸入不許可の理由を記載してしまうと、そこが抜け穴になってしまうことを恐れて、あえて情報を記載しないことが多いです。

到着時に商品が破損している

到着時に商品が破損していることがあります。

しっかりと梱包をせずに発送し、商品が破損しているのであればまだ分かりますが、プチプチで梱包しているのに破損している場合もあるんですよね。

日本と違い、海外の運送会社の配達員は、手荒な扱いをする人が多かったり、アメリカなどでは、庭に商品をそのまま放り投げて配達されていることが、破損の要因の1つになっています。

そのため、到着時に破損しては困る商品(お皿・フィギュアなど)については販売価格を少し上げてでも、しっかり梱包して発送するようにしましょう。

ただ、1つ注意していただきたいのは、海外発送では到着時の商品破損を避けるために梱包を過剰にしてしまうと、発送時の重量が増えてしまい、送料が余計にかかってしまいます。

海外発送は100g単位で送料が上がるので、ちょっとした工夫をしましょう。

私の場合、壊れやすい商品を発送する際に、梱包前の重量が410gであれば、490g付近になるまでがっちり梱包するようにしています。

高額な商品を販売した場合に、購入者が消費税を請求される

500USDを超える商品を販売した場合、購入者が受け取る際に関税がかかり、支払い義務が発生することがあります。

これは各国の税関のさじ加減に左右されるので、金額はマチマチです。

納税自体は購入者側の義務なので、商品ページに以下のような内容を、目立つようにはっきり記載しておきましょう。

Import duties, taxes and charges are not included in the item price.

Import duties, taxes and charges are not included in shipping charges.

So these charges are the buyer’s responsibility.

(コロナの影響で)フライト便が大幅減便している

この記事を書いている2020年8月時点では、コロナの影響で海外航空便の便数が大幅に減少しています。

そのため、通常は1週間から10日前後で到着する発送方法(eパケットなど)で発送しても、到着に2~3ヵ月も時間がかかっているんです。

コロナ前までは、95%以上は海外発送でもしっかり届いていました。

1日でも早くコロナには収束してほしいものです。

詐欺ユーザに遭遇する

直接被害に遭う確率は低いですが、詐欺を行うユーザーに遭遇することがあります。

詐欺の手口としては、商品を購入してから2~3週間程度で「商品未着でケースをオープン」してくるのです。

返金させておいて、商品が到着したら普通に受け取って行方をくらますという、完全な詐欺行為をするユーザがいます。

詐欺ユーザは、アカウントをコロコロ作り変えているため、評価数がほぼすべて1桁程度です。

評価数が0だったり1桁のユーザが、高額な商品を購入してきたら注意しましょう。

怪しいなと思った場合は、発送しないという選択をとる事も大切です。

被害にあってしまうと商品をタダ取りされてしまいますが、発送しなければ、それを未然に防ぐことができます。

以上が、海外発送でよく起きるトラブルでした。

海外転売は、国内と違ってマーケットが桁違いに大きいので、海外に向けて商品を売ること自体は簡単です。

また、注文された商品がコロナ前のように、1日でも早くしっかり高確率で届く状況に戻ってほしいと願っています。