こんにちは。JACK佐々木です。
会社の寿命自体が短くなっていると言われる現代、サラリーマンが安定なのか?給与を払っている会社が倒産したら?不安の種は尽きません。
「安定」だと思っていたものがまったくの「不安定」であり、それによってリスクが色々なところに存在する時代になってきています。
今回の記事では、不安定なこの時代に、個人でも生き抜いていくために必要な条件について、お話ししていこうと思います。
目次
経営三資源からみる成功法則
終身雇用の時代であれば、大きな会社に入れば安定した給料を得られ、それが定年まで続いていくことが当たり前でした。
しかし、現代はそうではありませんね。
会社でサラリーマンをしていても、減給や倒産などのリスクとは隣り合わせであり、常に不安定な状況が続いています。
そんな時代で生きていくとなると、個人で食べていくための能力を身に着けるしかありません。
個人で食べていく能力には様々なものがありますが、まずは『経営の三資源』という考え方をお話ししていきましょう。
経営三資源とは
基本的な三資源とは『人、物、金』のことです。
会社の経営で考えてみましょう。
『人』というのは、人材のことです。自社の人材をどのように配置していくかというのも重要ですし、良い人材を探してくる事やその運用も大切です。
『物』というのは、サービスや商品ですね。その会社が持っている商品、サービスがどのようなものなのか。お客さんに質のいいもの届けられているかどうか、ということです。
そして『金』というのは、資金のことです。その会社に潤沢な資金があれば、他社に対して競争力で勝てますので、業界内で有利に経営を運ぶことができるでしょう。
資産を築くために意識すべき3つの条件
経営三資源を個人に落とし込んだ場合は、『人、物、金』が人脈と、スキルと、自分の資産に変わってくるわけです。
つまり、個人で考えた場合であっても、会社の経営と同じことなんですね。
自分に人脈があるかどうか。
自分にスキルがあるかどうか。いわゆる会社で言うところの「商品」や「サービス」に該当するような、自分の強みがあるかどうか。
そして、背景となる金銭的な準備があるかどうか。
これらが重要になってきます。
特に、自分で何かしようとした時や、とりあえず会社に雇われる時に、ポイントが高いのは『スキル』があるかどうかです。
つまり『人、物、金』でいう『物』のところを、フォーカスして見られることになります。
自分で仕事をしようと思ったら、人脈が沢山ある場合には、その人を頼って何か一緒にやっていくこともできますし、その人が持っている商品をちょっと売らせてもらうという事もできます。
当然、自分自身にしっかりとスキルがあれば、そのスキルを活かして自分個人でやっていくこともできますし、どこかに副業的に属して働くことや、そのスキルを使って起業していくこともできるでしょう。
さらに『お金』があれば、色々な設備を購入することもできますし、仕事が出来る人に専門の部分をお願いして、より円滑にビジネスを進めていくということもできます。
こういった仕組みや人脈つくりなどを勉強することが、個人で生きて行けるようになる近道じゃないかなと、僕は思います。
これからの日本
単純作業しか出来ない人は、これからはますますAIとの勝負になっていきます。
そうなると、賃金は今よりも低くなっていってしまいます。どう考えてもこれは確実です。
日本でも「働き口が無くなる」という日も、来ないとは限らないのです。
まとめ
AI化が進んでいくことによって、必要とされる人材のパイは小さくなっていくわけですから、その中でどうやって生きていくかが、とても重要なことではないかなと僕は思っています。
しかし、世の中の人々がそれに対して明確な答えを持っているかというと、おそらくそうではないでしょう。
なんとなく「自分は大丈夫」「自分にはそんなことは訪れないだろう」と思い、まだ対岸の火事のような認識の人も多いことと思います。
しかし、そう思っていたらある日突然「会社倒産しました」とか、「解雇です」といった話がくることもあるわけです。
会社が倒産したり解雇されてから手を打とうとしても、すぐになんとかできるわけではありません。
だからこそ、リスクに備えるためにも、今の内からしっかりと準備をしておくことが大切なのです。
アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編