こんにちは。JACK佐々木です。
本日は、日本ではあまり知られていない世界の投資チャンスについて、お話ししていこうと思います。
目次
食とアジアの現状について
正直に言うと、フィリピンやインドネシアは食の問題を今も抱えています。
特にフィリピンでは、まだ一日の食事すらまともに取れていない層がいたりするわけです。
所得が少ないためですね。
そのため、食が移り変わっていく云々よりも、ちゃんとした食事が毎日安定的に取れるかどうかという悩みの方が大きいのです。
インドネシアは、国内で農作物などは採れているので、フィリピンと比較すれば悩みは少ないのかもしれません。
しかし、フィリピンは農作自体もそこまでやれていないので、そこが大変な部分かもしれないですね。
富裕層の食に対しての印象は、ずいぶん変わってきているのではないでしょうか。
僕が感じるのは、どちらの国もまともな和食屋さんが増えたのかなということです。インドネシアもですし、フィリピンも特にそうです。
まともに日本食を提供してくれる会社が、ようやく増えてきたように感じています。
中国人や韓国人が日本食の店をやっていることもありましたが、ちゃんとした日本人が進出しているようですね。ここ5~6年のあいだ、そのような流れを感じます。
いま投資チャンスが転がっているアジア
おそらく日本に住んでいる皆さんが思っている以上に、前述のような国の現地経済との隔たりはとてもあると思います。
日本とは全然違っていて、感覚で言うと30~40年ほど遅れていると言えるでしょう。
現地に行って肌で感じられる方は、実際に体感する方が早いかなと思います。
日本でビジネスを新しく起こそうと思っても、だいたいマーケットは出来上がっています。
ニッチなマーケットを見つけるのも、なかなか難しいでしょう。そういった中でビジネスを当てるというのは、さらに難しいと思います。
そんな人は、アジアに行ったほうがチャンスがたくさんあります。アジアはチャンスの宝庫なのです。
投資チャンスを活かしている企業
「ランドバンキング」という言葉をご存知でしょうか。
これから価格が上がる土地を仕入れて、何年後かに値上がりした状態で売却するというのを、40年以上やっている老舗があるのです。
それはアメリカをベースにやっているウォルフという会社。そこの日本支社の代表の方とお話ししました。
アメリカは先進国ではありますが、ここ15年くらい平均年齢が変わっていません。移民が多いから平均年齢が変わらないのです。その結果、不動産も人数も増えていき、不動産の開発もずっと続いています。
そういった背景が、前述の会社が北米でずっとやり続けられている理由にも繋がるのですね。
要はランドバンキングだけでずっとやってきている会社が、新たな開発余地がいたるところにあるので、そこの土地を事前に買って売却をしていくという事業を40年ずっとやっているわけです。
世界の投資チャンス:まとめ
このように、その国の特徴や問題が見えてくると、何に対して投資したほうが良いのかが見えてくると思うのですよね。
そういうところを理解いていくことで、より充実した投資をしていただければと思っています。
アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編