元本保全が効いている運用方法「マイクロファイナンス」「レンディング」とは|アジア投資の鬼才!JACK佐々木が語る資産保全の極意

こんにちは。JACK佐々木です。

今回は、「マイクロファイナンス」と「レンディング」についてお伝えしていきたいと思います。

どちらも一般的に、事業収益の中から年間で6~10%程度の配当を受け取れる運用方法といわれており、世界的に見ても珍しい“担保がとれる金融商品”として知られています。

マイクロファイナンスとは

マイクロファイナンス(Microfinance)は、貧困者向けの「小口(マイクロ)金融(ファイナンス)の総称で、マイクロファイナンス機関はMFI(Microfinance Institutions)と呼ばれます。

マイクロファイナンス とは、貧しい人々に小口の融資や貯蓄などのサービスを提供し、彼らの零細事業の運営に役立て、自立し、貧困から脱出することを目指す金融サービスです。

発展途上国では、企業による雇用機会が少ないため、労働者の半分以上は自営業かファミリービジネスで生計を立てており、不安定な生活を続けているのが現状です。

そういった背景があるので、貧しい人々は将来の備えや計画に対応するための、預金口座や保険サービスといった一般的な金融サービスへのアクセスがありません。

そこで、マイクロファイナンスは、こういったニーズに応えます。

従来の開発援助にありがちな慈善的なアプローチとは異なり、一人ひとりが自分の可能性を活かし、経済的な将来設計も立て、自立した生活を営むことができるよう支援をしていきます。

2006年10月13日にはマイクロファイナンスの普及に努めた、グラミン銀行と創設者のムハマド・ユヌス氏に、ノーベル平和賞が与えられました。

受賞理由は「底辺からの経済的および社会的発展の創造に対する努力」ということで、これが始まりとなり、世界中で次々に生まれてきたマイクロクレジット分野の多くの組織のアイデアと事業モデルの源になりました。

マイクロファイナンスは社会性と持続性のある金融サービスでもあるため、昨今とても注目され、有名なファンド会社の運用ラインナップには、マイクロファイナンスサービスの会社などが組み込まれています。

マイクロファイナンスは10万円未満の貸し付けがメインで、バイクやスマホの担保、保証人を4人以上つけて、身元保証を固めます。

未回収率は5%で、これは業界では極めて異例な数字で、(通常は10~15%といわれているので極端に低い)その分を余裕に超える利息で回収していますので、運用目的としてみても全く問題ない数字です。

レンディングとは


一方でレンディングは、マイクロファイナンスがもう少し広義になったものと認識すると分かりやすいです。日本でいうところの消費者金融事業ですね。

lender:レンダー(貸し手側)は、borrower:ボロワー(借り手側、個人・法人)のレイティング(格付け)を行いますが、どのレイティングにいくら、どのくらいの金利で貸付けを行うかを決定します。

レイティングを得るために、融資希望者は借りたい額と必要な個人情報を提出する必要があります。

そして、個人情報と信用情報を見極め、レンダーは希望するリスクリターンに見合った格付けと金利、融資額を自分で決め、貸付けを行います。

主にレンディングには、企業向けのものと富裕層向けのものがあります。

企業向けレンディングは、企業に属して給料をもらっている社員に対して貸し付けを行う形態です。

まずは企業に担保を提供してもらい、その担保に対して貸し付けを行います。つまり、企業に対して現金を貸すということですね。

そして、現金を借りた企業はその資金をもとに社員に貸し付けを行います。企業側は社員の給料を管理しているので、返済がなければ給与天引きなどで保全される仕組みです。

富裕層向けレンディングは、ローカルの富裕層を対象に3倍以上の土地やコンドミニアムを担保にとり、現金を貸し付けます。利息としては月平均5%で、契約期間は6ヶ月が主流です。

取り決め期日がきたら元金返済を受け、担保を返しますが、仮に未回収になった場合は、預かっている担保を銀行に持ち込みます。そして、銀行はこれを50%評価するのです。

例えば、1000万円の貸し付けを行う場合は、その3倍、つまり3000万円以上の担保をとります。

  • 返済元利金 1000万円 月5%×6か月 = 1300万円
  • 担保回収金 3000万円 50%評価 = 1500万円

上記の通り、返金されなかったときのほうが回収金額は高くなり、担保が元利金を上回るので、リスク保全ができるプランだと言えます。

マイクロファイナンスもレンディングも通常契約の際の月間の支払い利息は5%で、半年契約がベースとなっているケースが多く、半年後に130%を返す仕組みです。

通常の投資性金融商品と一番異なる点として、運用している資金に対してなんらかの担保や保全策が用意されている点が挙げられます。

投資家の視点から見ても、担保がとれる金融商品は世界中探してもなかなか存在しません。

銀行を介したファクタリング

最後に銀行を介したファクタリングもご紹介しておきます。こちらも担保がとれる珍しい金融商品となっています。

銀行を介したファクタリングとは、銀行からローンで借り入れている方のスタートまでの資金の短期融資や、小切手決済をする方が現金化するまでを対象にしたプランで、最大3ヶ月で運用していきます。

銀行がおさえているクライアントに繋ぎ資金という形で貸すので安心ですし、銀行がクライアントから回収して、こちらに支払いをするのでさらに安心です。

マイクロファイナンスとレンディングまとめ


ここまでに事例に挙げた商品は保全性が高く、私が実際にポートフォリオに入れていたものです。

ただ、海外の運用商品ということもあり、詳細の商品名や概要はあえて触れていません。

今回ご紹介したものに、あとは海外での生命保険と不動産運用が入れば、かなり固いポートフォリオが完成すると思っています。

お気づきの方もいると思いますが、実はこれらの組み合わせは、

  • 商品(証券、債権、現物、不動産、現金)の分散
  • 通貨(ドル、ユーロ、日本円、新興国通貨、仮想通貨)の分散
  • 期間(短期、中期、長期)の分散
  • 国(先進国、新興国、後進国)の分散

これらをすべてクリアしています。

分散することで、どこかのマーケットが不調になったとしても、全体でバランスを取りながら、目減りさせることなく資産を成長させることができるわけですね。

原則は全体バランスを図り、マイナス分をプラス分が吸収するというのが、分散投資の考え方です。

ただ、資産ボリュームが小さい時から分散してもあまり意味はないので、できれば1点突破である程度の原資ボリュームを作り、その後の資産を目減りさせずに育てていくステージで、この分散投資の方法を活用していきたいですね。

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