こんにちは。増田和彦です。
2021年もあっという間に1ヶ月近くが過ぎて、もうすぐ2月になりますね。
「副業」をやっている人が2月になって気になること、それは「確定申告」です。
ただ、副業を始めたばかりの人の中には、
そもそも「確定申告ってなに?」という人も多いかもしれませんね。
確定申告の概要とポイント
会社員の方やアルバイトをやられている方は、あまり「税金」を意識することがないと思います。
例えば、所得税。
所得税とは、その名の通り「所得」、つまり稼いだお金に対してかかる税金のこと。
稼いだお金の一定割合を国に納める必要があるのです。
でも、会社員やアルバイトとして働いていると、基本的に会社が給料から税金を天引きして、代わりに国に納めてくれているんですね。
そのため、普段あまり意識することがありません。
しかし、副業をやると、いわゆる「個人事業主」になるんですね。
そうなると税金も自分で納めないといけないので、「確定申告」をする必要が出てくるわけです。
確定申告とは、1年間の所得を計算して税務署に申告し、税金を納めるために行う作業のことで、税務署に対して「この1年で私はこれだけ所得があったので、それに応じてこれだけの所得税を払います」と申し出ることです。
確定申告では、毎年1月1日から12月31日までに得たすべての所得の金額を計算して、翌年の2月16日〜3月15日までの期間に申告することになります。
そして、確定申告をしなければいけない人は誰かというと、実は原則として所得があった人は全員しないとだめなのです。
ただし、給与等を1カ所から受けている場合は、確定申告を行わなくてもよいとされています。
このことから、多くの会社員の方はこれに該当するので、普段は確定申告はしなくてもOKです。
しかし、副業をやると、「給与等を1カ所から受けている場合」に該当しなくなってしまうので、確定申告が必要になるというわけです。
ただ、「給与所得以外の所得が20万円を超えている場合」が対象になるので、副業で得た所得が20万円を超えない場合は、確定申告は不要ということになります。
「副業で稼いだけど確定申告はめんどくさい!」なんて言ってはダメですよ。
確定申告のやり方が分からなくても、近くの税務署に行けば相談に乗ってくれるので、該当する方は必ず相談に行ってくださいね。
ということで、今回は少しお堅い話になってしまいましたが、納税は国民の義務なので忘れないように申告しましょう!
『副業の神様』が語る成功秘話 増田和彦にインタビュー|前編