これまで、ライフプランや海外投資についてお話してきました。
今回の記事では、なぜ私が海外投資をすることになったのか、実際の経験を交えてお話ししていきたいと思います。
目次
海外投資に向かったきっかけ
私は現在44歳(2020年6月現在)ですが、29歳のときに結婚して、その半年後にサラリーマンを卒業しました。
30歳の誕生日を迎える前に独立し、㈱プランニングネットワークという企画・マーケティング会社を立ち上げましたが、 独立のことは、実は妻には事後報告でした。
妻には「私は安定した生活がしたかったから、サラリーマンと結婚したのに」とまで言われましたが、そんな妻も、今はかなり理解してくれています。
ここ数年で日本を含む周りの経済環境も激変し、TVの番組でも日本の財政状況や世界経済の情報が取り上げられるようになり、現在取り組んでいる事業の意味を理解してくれたのだと思います。
いま思うと、会社を立ち上げる3年前の26歳のときに自分のライフプランを作成したことが、私が海外投資に向かう始まりだったように思います。
将来から逆算する重要性
なぜライフプランを設計しようと思ったかというと、「退職時・定年時に1億円あれば老後は安心だ」という話を、懇意にしているファイナンシャルプランナーの方からアドバイスをいただいたからです。
1億円というのは、退職後の生活設計として夫婦二人で年間300万円の支出、それを60歳から30年間という計算から出された金額です。
退職後の生活費用としてはこれぐらいの金額が妥当なのではないでしょうか。
最近、老後2000万円問題が話題になっていますが、もともと私は日本の年金制度に不安を感じていたので、年金を生活設計に入れませんでした。
そう考えると、どんなに頑張ってやりくりしても、明るい未来が描けません。
だから自分でなんとかするしか手段がなかったのです。
自分年金という考えから、色々な投資や資産運用を勉強しながら、実践してきましたが、当時は株式投資の全盛期で、上がり下がりはするものの、少しずつ資産が増えていったので、冒頭でお伝えしたように独立に踏み切りました。
ところが、株式売買をしていると、商談中にも気になってしまい、なかなか仕事ができません。
さらに、一見順調に思えた運用もライブドアショックで大損。
私と同じような被害を受けた方も多かったでしょう。
将来の「ゆとりある暮らし」を手に入れるために独立したはずなのに、将来に不安が募る毎日を送る羽目になりました。
しかし、今の私には、将来に対する不安はありません。
なぜなら、どのように対策をすればよいか、「進むべき道」と「取るべき手段」が見えているからです。
それは、海外に投資をするきっかけにもなった「海外や資産運用の生の情報、そして信頼できる方々との出会い」があったからこそです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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