世界全体の株式時価総額は、過半数をあの最強国が占める独占状態にあり!

世界全体 株式時価総額

前回、日本のGDPが世界の中に占める割合は約6%とお伝えしましたね。
それでは、株式時価総額はどうなっているのでしょうか。GDPと比較しながらそちらも合わせて見てみましょう。

投資を考えるなら、井の中の蛙になって、外国株を買わずというのは、もったいない。
GDPの方は、米国・中国・日本の順番でしたね。それに対し、株式時価総額は、それと比べるとややいびつ。

世界全体の株式時価総額を見てみましょう

世界全体の時価総額は、全世界で69.8兆ドル。
まあ、凄い額ですよね。

その中で、日本の占める割合は、どの程度かというと、約4.5兆ドル。割合で言うと6.5%。

世界のGDPに占める日本のGDPの割合が約6%なのに比べるとわずかに上ということ。
それでも、6.5%ですから、やはり小さい。日本への投資だけでは、選択肢が少ないということについて、GDP・株式時価総額と2つの面から見て、ご理解いただけるかと思います。

そして、株式時価総額は、とある国の独壇場。
その答えは、おそらくあなたの想像通り、それよりも、驚くべきなのは、その国が、世界全体の株式時価総額に占める割合。

そう、米国の強さは、想像をはるかに超えるのではないでしょうか。
その金額・・・なんと41.4兆ドル。
世界全体の半分を超える59.7%を占める独占で、これは独占禁止法で訴えたい位のシェアです。

【世界各国の株式時価総額:兆ドル】

世界全体 株式時価総額

データ:myINDEX マイインデックス

グラフにするとわかりやすいのですが、日本・英国・中国・フランス・ドイツと二位グループの5カ国をあわせても足元にも及ばず、その強さが際立っています。

何しろ、世界時価総額のトップには、マイクロソフト・アップル・アルファベット・アマゾン・テスラなど、ずらりと米国企業が並んでいますからね。
この世界標準を握る超大手企業達の力は凄まじい。

国家としての米国は、中国に迫られており、双子の赤字や国内分断で苦しんでいます。

しかし、株式市場を見る限り、米国の凋落や衰退は、かけらも見えません。
企業の集合体としての国力では、他国の追随を許していません。
この状態を見て、外貨投資・外国株に興味なしでは、蛙・コウモリは、大海・大空を知らずと言われても仕方ありませんね。

それよりも、株式市場の面からは、ドイツ・フランスなどEUの弱さの方が心配になってきます。

次に先進国と新興国の地域別を見てみましょう

ここから見えてくるのは、圧倒的な格差社会の縮図。
イメージではなく、データで確認することの大切さを思い知らされるところ。

全世界の株式時価総額69.8兆ドルのうち、先進国全体で62.7兆ドルを占めており、エマージングと呼ばれる新興国諸国全体で、7.2兆ドルとわずか10.3%だけ。
米国一強の株式市場では、新興国の持つ力はわずかなものです。

【地域別の株式時価総額:兆ドル】

地域別 株式時価総額

ただ、人口ボーナスが期待できるインドネシア・インドなどの新興国のポテンシャルはまだまだ大きい。
米国一強をわずかながらでも覆す可能性があるのは、新興国しかありません。

そういった点でも外貨投資の妙味が味わえるのは、2つ。

  1. あらゆる標準を握る株式最強の国「米国」への投資
  2. 人口ボーナスによる経済成長に期待できる新興国への投資

ITに続く人工知能・通信・次世代エネルギーの開発など最先端分野に投資するなら米国一強への投資が有利といえるでしょう。
そして、今後の成長に期待するなら、新興国への投資が有利。

さて、あなたは、どちらの道を選びますか?