話題のSNS「クラブハウス」は新たな投資のチャンス?│トレーダーから投資家へのステップアップ

こんにちは、池田和弘です。

皆さんは今話題の「クラブハウス(Clubhouse)」というアプリを知っていますか?

テレビ等でも取り上げられているため、名前だけは聞いたことがある、という人も多いと思います。

このクラブハウスは文章や映像などは使わず、音声のみで配信やコミュニケーションをするといったSNSなのですが、他のSNSとは違い、利用するためには「すでにクラブハウスを利用している人から招待してもらわないといけない」という条件があります。

そこで本日は、そんな急激に利用者が増えているクラブハウスというSNSアプリについて、「どんなアプリなのか?」というご紹介と「投資家という目線から注目すべきポイント」についてお伝えできればと思います。

クラブハウスとは?

クラブハウス
「クラブハウス(Clubhouse)」は、2020年の4月にアメリカで始まった音声SNSアプリのことです。

繰り返しになりますが、このクラブハウスは「招待制のSNS」になっているので、利用するには、すでにクラブハウスを利用している人から招待をしてもらう必要があります。

さらに、クラブハウスへの招待枠は「2名まで」と制限されており、その限定性・プレミア性も人気が集まる大きな要因となっています。
※招待できる枠はクラブハウスを利用していくことで増えていきます。

僕自身も1月末に登録をして、現在利用していますが、すでにこのSNSを利用している方々は、トレンドに敏感でビジネスチャンスを決して逃さない、抜け目のない方々だと思っています。

ちなみに、このクラブハウスを使ってできることは以下のようなことです。

・利用者同士で自由に配信を楽しむ
・他人の会話をリスナーとして聴く
・会話に手を上げて参加できる(※ホストからの許可が必要)

例えば、芸能人や起業家のような著名人の方々が、配信をしているルームがあったとします。

もしもその配信の会話に参加したくなったら「手を上げるボタン」を押して、配信者より発言の許可がでれば、いきなりその場で芸能人と直接会話ができたりもするわけです。

僕も利用してみて思ったのですが、この仕組みが非常に良く設計されており、気軽に自分も参加できるし、会話が苦手な方でも、ただ黙って聞き手にもまわれるので、安心して利用できます。

そんな人気沸騰中のクラブハウスもまだ、成長過程ということもあり、2点ほど課題があります。
それは、急速に利用者が増えたことによるサーバーへの負荷対策とセキリティの脆弱性が指摘されたことです。

ただ、これらの問題の解決は、運営会社が対策をしっかりと行っていくと発表しているので、その言葉を信じて待つべきでしょう。

そんないくつかの問題点はあるのですが、総体的にユーザーの満足度は高く、特にユーチューバーやWEBマーケティングのようなインターネットを活用して集客をする方々からの注目が集まっています。

インターネットを使った集客もどんどん形が変わってきていて、昔はGoogleやYahoo!などの検索サイトから広告のリンクで引っ張ってきたのですが、今はFacebook、インスタグラム、YouTubeなどで見込み客を呼び込む、トレンドを作って広告をしていくような流れが周流です。

そういった観点からもクラブハウスは、もしかしたら次のプラットフォームになるかもしれない、ということで多くのトレンドに敏感な起業家たちやインフルエンサーの方々が注目しています。

投資家の目線からみたクラブハウス

投資家
実はクラブハウスは、ユーザーが僅か2000人ほどの時に時価100億円という値がつけられ、注目されました。

そして今でもその時価は急成長しています。

しかし、なぜそれほどまでに、クラブハウスが注目されているのかというと、それは「今しか聞けない限定性」というものが要因だと考えられています。

クラブハウスでの配信は記録されているわけではないので、リアルタイムでしか聞けません。

つまり「面白い話がこの瞬間に聞けるかもしれない!」「聞き逃したくない!」というユーザーの心理を巧みについているSNSなのです。

僕も利用してみて思ったのですが、すごく中毒性が高いというか、いつまでたっても面白くてログアウトすることができませんでした。

自分が発言している場合はもちろんなんですが、単にリスナーになっている時でも、面白い配信者たちが話していると、ついつい聞き入ってしまいます。

そういったことからも、クラブハウスでもYoutubeのように今後「広告」といったビジネスに繋がるものが生まれていくのではないか、そんなことが可能になる未来が僕には感じ取れました。

ただ一つ言えるのは、クラブハウスが今後どのような方向性で動くのか?どう活用していけるのか?というのはまだしっかりとした答えは出ていないということ。

ですが今後、日本を含め世界に、このクラブハウスが更に浸透していった時に、自分がより良いポジションを持てるように、今から活用する方も増え始めています。

実際、クラブハウスは招待制であるにも拘らず、サーバーがパンクしてしまうほどユーザーが急増していることから人気もうかがえます。

そして僕が今ここでお伝えしているのはやはり、投資という観点で見た時に間違いなくクラブハウスはこのまま大きくなり、ゆくゆくは上場する可能性があるからです。

そうなればさらに株価は上がると思いますし、もしかしたら第2のFacebookのように世界有数の五本の指に入るくらいの大きな企業に成長するかもしれません。

なので投資家として、こういったトレンドをキャッチし、実践していくことは非常に重要です。そして、世界のトレンドをいち早くキャッチできるかどうかで、あなた自身が今後成功できるかどうかも決まってきます。

SNSはこれからも伸びていく

伸びる
話しを整理すると、SNSというのは、これまで順調に伸びてきた業界なので、これからも更に伸びていくでしょう。

ただ、昔日本でミクシィが流行っていて、今はミクシィに変わりFacebookやインスタグラムなどが伸びてきています。

何が言いたいかというと、時代と共にSNSで注目されるプラットフォームも変わってきますし、もちろん残ってくるところもある、ということ。

もちろん、今回のクラブハウスのように新しいSNSが出てくることもあるわけです。

そして、その中で新しいビジネスが生まれれば、新しい投資も生まれます。

僕も含めて世界中でも、このクラブハウスが今後どうなるかはまだ分かりませんし、具体的にクラブハウスを使って、儲かる投資ができるのかというのも分かりません。

分からないのですが、株式投資をする場合、どういった業界が伸びるのかを予測して投資をしていくわけですから、そういった意味でもトレンドを読む感度は、ぜひあなたにも磨いていただきたいと思います。

今回のクラブハウスに関しては、登録しようとしても、招待制なので周りにやっている人がいなければ登録できないのですが、もし機会があればぜひ参加してみてください。

それを頻繁に使うかどうかは別として、今のトレンドがどういったものなのかを知っておくこと自体が、投資家としてもっとも大切なことです。

ぜひ、トレンドに敏感になるという事を、1つのキーワードとして今日は覚えていただければと思います。

それでは、本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

池田和弘 資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編