こんにちは、増田です。
この記事は、「キャッシュレス」についてお話したいと思います。
最近、ニュースなどでもよく「キャッシュレス」という言葉を耳にしますよね。
目次
そもそも「キャッシュレス」とは?
「キャッシュレス」とは、クレジットカードや電子マネー、口座振替を利用して、紙幣・硬貨といった現金を使わずに支払い・受け取りを行う決済方法のことです。
この定義からも分かるように、「キャッシュレス」には従来の口座振替なども含まれるので、特別新しい概念というわけではないのです。
その中で、クレジットカードやICカード、さらにはQRコードやスマホアプリを使ったネット決済など、新たな形の「キャッシュレス」が登場してきたために再度話題に上るようになりました。
最近では特に、キャッシュレス決済によるポイント還元などの話題があったので、さらに注目度が高くなったというわけですね。
では、今になって新たな形の「キャッシュレス」が登場し、利用者も増え続けているのはなぜなのでしょうか。
その理由は、大きく2つ挙げられると考えています。
おトクにお買い物
1つ目は、「おトクに買い物ができるから」です。
前回の記事でもお話ししましたが、2019年10月よりいよいよ消費税が8%から10%へと引き上げられましたね。
これに合わせて国が、クレジットカードやネット決済などのキャッシュレス決済を利用した際に、購入額の5% or 2%分をポイントやキャッシュバックで還元する施策を打ち出してきました。
決済方法を変えるだけで増税分と同等あるいはそれ以上におトクに買い物ができるので、それまでは現金派だったという人の中でも利用者が増えているのです。
また、ポイント還元は国の施策だけではありません。
キャッシュレス決済の、自社の決済サービスを普及させるため、各企業も様々なキャンペーンを打ち出してきています。
今や20%程度の還元なら珍しくないという状況ですし、複数のキャンペーンを同時に組み合わせることによって40%超、50%超という還元を受けている人もいます。
消費増税でお財布への負担が増えている今、キャッシュレスによって実質半額で買い物できるとあればもう使わない手はないですよね!
登録などの多少の手間はあっても「おトクに買い物ができる」。
これが新しい形のキャッシュレスが広まった大きな理由の1つです。
コスト削減
2つ目は、「企業や社会にとって、コスト削減につながるから」です。
1つ目は“お金を払う本人”の理由でしたが、2つ目は“お金を払う本人以外”つまりお店や企業側の理由です。
キャッシュレスが広まっているとはいえ、一定数は「クレジットカードや電子マネーは使わない。私は使わなくても困らない」という方もいますよね。
たしかに、日本では現金が使えないというお店は珍しいですし、”お金を払う本人”としては困ることも少ないかもしれません。
どちらかというと、困るのは周りの人なんですね。
というのも、現金での決済には実は様々なコストがかかります。
例えば、レジでお金を払う際、キャッシュレスに比べて現金の方が何倍も時間がかかるため、レジ業務に当たっている店員の方の仕事時間を奪うことになります。
店員の方の仕事時間を奪う(=1時間に処理できる仕事が減る)と、人件費というコストが上がります。
さらにそのコストは商品の値段に反映されるので、まわりまわって他のお客さんもそのコストを負担することになります。
また現金は、例えば売上の計算やセキュリティなど管理のための手間もかかるので、その分もまたコストがかかることになります。
このような現金の決済でかかる分のコストが、キャッシュレスではかからないので節約になるのです。
文章にすると少し複雑になってしまいますが、要するに、“お金を払う側”としてもポイントやマイルがたまったりおトクに買い物ができて、お店など“お金を受け取る側”としても現金管理コストが削減できるので社会全体にとってもメリットが多いということです。
これまでは「ちょっとめんどくさい」「よくわからない」となんとなく敬遠してきた方も多いかもしれませんが、今は還元率が高くなるキャンペーンなどキャッシュスが盛り上がってきている時期で、これから始めるにはとても良いタイミングだと思いますので、ぜひ一度利用してみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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