今回は、将来の幸せのために投資は必要かということをお伝えしたいと思います。
まず、結論から言ってしまうと、必ずしも投資をしなければならない、ということはないと私は考えています。
というのも、すでに莫大な資産を相続している方や、自給自足で事足りている方には必要がないからです。
ただ、そんな方は一握りなわけで、多くの方には共通して、人生100年時代、年金2000万円不足問題、アフターコロナ・・・ こういった、今後の人生で対処すべき課題が待ち受けているかと思います。
すでに対策を講じているのであれば何も問題ないと思いますが、そもそも自分の資産をいつまでにいくらにしておけば安心、という明確な指標を持っている方も少ないと思います。
そこで、重要になってくるのは次の2点です。
ひとつは、ご自身のライフプランをしっかり組み立てるということ。
もうひとつは、「投資」よりも「資産運用」をしっかりと学ぶこと。
今回の記事ではそれぞれ詳しく解説していきます。
目次
自分の「ライフプラン」の組み立て方
まず、「ライフプラン」をしっかり組み立てておかないと、
・老後にゆとりある生活を送るためには将来的にいくら必要になるのか?
・自分の希望を実現するのに資金がどれほど必要なのか?
このあたりが全く見えてきません。
とはいえ急に言われても、
「ライフプランを考えるにあたり、どうしたらいいのか? 」
「何をポイントに考えていけばいいのか? 」
「ファイナンシャルプランを導くライフプランって? 」
こんな疑問が生まれてくると思います。
そこで、考え方として有効なのが「百年で考えてみる」ということです。
これはどういうことかを説明すると、100kmマラソンを走っている方のこんなお話が分かりやすいかと思います。
「フルマラソンは42.195kmでヘロヘロになるのに、100kmを目標に走ると同じタイムでも、ぜんぜん疲れ方が違う。」
まさに人生もこのマラソンの話と同じなんじゃないかと思います。
つまりは、それぞれに合った明確なプランを設けることで、今自分がどの地点にいて、ゴールまであとどれくらいなのかが分かるため、漠然とした不安を解消して安心の将来を手に入れられるということです。
セカンドライフはあくまで通過点であり、次の50kmへの継続と準備が必要です。
そしてそのために必要な人生の航海図は、実はあなたの中にすでにあるというわけです。
適切な「運用利回り」を理解する
さて突然ですが、ここで質問です。
「あなたは自分が行うべき、運用利回りを知っていますか?」
すぐに答えられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、心配はいりません。
かく言う私も従来はこんなことを考えたこともなかったですし、もしかしたらプランナー、証券マン、銀行マンといった、プロの方もすぐには答えられないんじゃないかと思います。
しかしこの「運用利回り」という部分を理解せずに投資や資産運用をおこなうと、表面上の利回りの高さだけにつられたり、おいしそうだなぁと思う話についつい乗ってしまったりして、失敗に繋がりやすいのも事実。
そして結果的に、投資や資産運用を諦めて、ただ銀行においておくだけ、なんてことになりがちです。
とはいえ「運用利回り」自体を難しく考える必要はなく、 先ほど説明したライフプランがしっかりと確立されていれば、自分がどの程度の利回りで運用したらいいのか?ということも自然と見えてきます。
ライフプランから運用利回りを導く際には「現在」「退職時」「セカンドライフ」の3つの視点が大きな軸になります。
それぞれの年齢での収入と支出を算出するだけで、今現在の推奨目標運用率を出すことができるというわけですね。
また同時に、現在・未来と把握、予定している収入と支出を計画するだけでも今後のライフプランは大きく変わってきます。
さらに、100歳まで生きることを前提とした、自分のライフプランとファイナンシャルプランが両方確立されていれば、仮に90歳で自分が亡くなっても、家族にも迷惑はかかりません。
むしろ、ちょっとは残してあげることができるんですね。
「資産運用」をしっかり学ぶことの重要性
そして、幸せな人生を実現するために重要なもうひとつの要素が、「投資よりも資産運用をしっかりと学ぶ」ということですね。
まず言っておきたいのが、投資をイチかバチかの博打のように思っている方は考えを改めてください。
年間で利回りが10%ぐらいのものであれば、手堅いものはいくつかあります。
私が行っているものでは、不動産による運用と、レンディング事業への資金貸し付けによる運用が挙げられます。
また、積立型や終身保険などの運用でも、安定的に7%/年などの成績を出すものも存在します。
具体的な例があったほうがイメージしやすいと思うので、運用における金利がどのように作用するかを説明していきますね。
例えば、
- 【10000円を35年間複利運用した場合】
5%での複利運用・・・55,160円
7%での複利運用・・・106,766円
こちらは、利回りにして2%の差が、35年後にはなんと2倍近くの差になっています。
- 【月々50000円の積立で8.5%の複利運用を20年間続けた場合】
50000円×12ヵ月×20年
ただの積立(今の銀行預金)・・・1200万円
積立型ファンドでの運用・・・2270万円
こちらも、運用の有無の差が1000万円以上の差を生みます。
正しく資産運用をすればお金が増えるのはもちろんですが、もっと、注目すべきは、資産運用とは「時間」が味方してくれるということです。
あなたが働いていない時間も、資産自らが増えるように頑張ってくれます。
また、当然ながら早くからスタートしている方のほうがリスクが少なく、目標金額まで到達することができます。
このような理由から、ご自身のライフプランをしっかりと理解し、投資というよりも資産運用の本質をしっかりと学ぶこと、これらが幸せな人生を実現していくために重要なことというわけです。
アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編