JACK佐々木流、資産の考え方について|アジア投資の鬼才!JACK佐々木が語る資産保全の極意

資産の考え方について

私が考える資産というのは、一言で表すのならば「蛇口」です。

この蛇口をいくつ持てるかということなんですけど、蛇口の説明は後ほどさせていただきますね。

ここで言う資産とは、「土地・家屋・金銭」など、法律における資本の財産を指しています。

資産(財産)の観点で1番重要なのは、収益の複線化を図ることです。

では、収益の複線化のために何をすればいいのか。

今回の記事で詳しくお伝えしていきますね。

収益の複線化のために、やるべきこと

複線

所得の観点からみていくと、大きく4つにあげられます。

    勤労所得(働いて収入を得ること)
    ポートフォリオ所得(保険や株式証券債権など紙ベースから生まれてくる所得)
    不動産所得(商業賃貸、個人賃貸、土地開発など)
    権利所得(ビジネスや著作権を所有)

私も実は、あるメーカーさんの製品に対しての権利関係を持っているのですが、その商品が売れるたびに私にもお金が入ってくる仕組みになっています。

これで年間数十万~百万ほどの収入が入ってくる仕組みです。

こういったものを持ち、所得を増やしていくサイクルが、収益の複線化に繋がっていきます。

実際には所得に関しても細かく細分化されているので、所得を増やしてくれる、いわゆる源泉になるもの全てが資産といえます。

これこそが「蛇口」という考え方になります。

蛇口というのは、ひねると水が出てきますよね。
それと同じように、資産自体を所有すると、そこから利益・収入・収益が入ってくる形にしていくといったように、こういった収入源をどんどんセットアップしていくことが大事です。

この資産を増やしていくこと自体が「分散投資」に繋がっていきます。
「分散投資」の考え方や、やり方はまた別の機会でお話をしていきたいと思います。

冒頭で、ここでは土地・家屋・金銭などの財産など、法律において資本にすることができる財産のことを資産としますとお伝えしましたが、実際に大きい意味での資産はこれだけではないと思っています。

「経営の3資源」

経営の3資源

ここからの話題は「経営の3資源」がキーワードです。

「ヒト・モノ・金といった3つの資源をうまく組み合わせて運用して経営をしていこう」という考え方です。

これを個人に落とし込んで考えてみると、ヒトは人脈、モノは技能、金は資産と置き換えられます。

人それぞれ、人脈が多い方もいれば、人脈もお金もないけど実はこんなスキルが有るという人もいれば、親から引き継いだ財産がある人もいるといったように、この3資源のうちのどれか特出した何かがあれば、そこを軸にして所得をつくりだしていけるのです。

人脈があれば、技能のある方をジョイントしたり、資金がある方をジョイントして新たにビジネスを構成して作っていけます。

スキルがあれば、自分の技術に対してお金を出してくれる方を見つけるとか紹介してもらうとか、自分の軸になる部分をうまく活用して、そこを突破口にして最初の資金、いわゆる財産で運用していける種銭を作っていく、最初の切り口にしていけると思います。

親御さんが裕福で相続したとか財産を残してくれたとかでない限り、多くの方は資産がゼロから始まります。

皆さんスタートラインは変わらないと思いますので、それぞれ工夫をしながら、最初の種銭を作りつつ運用して、資金を作っているというのは一緒だと思うんですね。

特に技能を持っていないという方でも、自分の24時間をフルに使ってそれをお金に変えていった方はいらっしゃると思いますので、まずは大きな種銭を作るところがいちばん重要なのかなと。

この種銭を作った上で、分散投資をするのではなくて、ステージとしては、そこから一極集中である程度資金をさらに大きくするような投資を一度してから、その後で分散投資をおこなっていく方法が非常にいいやり方だと思います。

ただ、これをやるときも、自分のライフプランやファイナンシャルプランがどういったものかを定めていないと、どこまで金額を作ったらいいのか目処が立たなくなってしまいます。

そうなると、どんどん儲け中心の投資に行ってしまいますので、ライフプランに沿った計画的に運用していくことが重要だと思います。

皆さんも種銭が作れるように、自分の資産が何かをもう一度棚卸ししてみるといいのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

JACK佐々木 アジア投資の鬼才 JACK 佐々木にインタビュー|前編