こんにちは、池田和弘です。
今回の資産形成チャンネルは「投資家としての5つの心得」というテーマでお届けしていきます。
投資の成功確率を上げるための、心得5ヶ条についてお伝えいたしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
好奇心を持つこと
まず1つ目の心得は「好奇心を持つこと」です。
投資家というのは常にアンテナを張っている必要があります。
そうしなければ様々な情報が入ってきませんからね。
また、どんな人間にも言えることですが、得意な分野があれば不得意な分野もあります。
例えば、英語が苦手な方であれば海外の投資案件と聞いただけで、なんとなく苦手意識を持ってその投資案件を避けようとする傾向があります。
ただ正直なところを言うと、投資というのは色々な業界や国でチャンスが出てきますので、自分の得意な分野だけを選定してしまうと、チャンスを逃してしまうことになります。
最近は仮想通貨という業界が注目されましたが、例えばブロックチェーンシステムと聞いたときに、中には仮想通貨自体がよく分からず苦手意識を持ってしまい、全くその分野に対して学ぼうとしない方もいらっしゃるかもしれません。
重要なことは、苦手とか好き嫌いという概念を、投資家として持つべきではないということです。
自分から意欲的に好奇心をもって勉強していくというスタンスが、とても重要になります。
貪欲になること
2つ目は「貪欲になること」です。
これは知識やチャンスの上でも貪欲になることを指します。
世の中には様々な情報が流れていますが、先ほど申し上げた通り、苦手な分野に対しても貪欲に知識を増やしたり、チャンスを求めにいく姿勢というのが、投資家としては非常に重要です。
各案件への投資はFXなどとは違い、待っていれば勝手に相場が動くということではないので、チャンスがあるところに自分から情報を求めにいかなければ、なかなか情報が手に入りません。
例えば、交流会に積極的に参加したり、日頃から人脈を作る動きをする、また、新しい情報が出てきたらしっかり調べていくことが大切です。
今の時代、Googleで検索して調べれば大体の情報は出てきます。
書店でその分野の本を買って勉強しなくても、まずはGoogleで検索をすれば簡単に情報を得ることが出来ます。
知識や人脈形成、チャンスを得ることについても、貪欲になるということを投資家として心掛けてください。
初心や目標を見失わないこと
続いて3つ目は、「初心や目標を見失わないこと」です。
以前の資産形成チャンネルで投資というのは、継続的に行うことが重要であるということをお話しました。
しかし稀に、10億円の資産を作りたいという目標を立てたときに、たった1億円のリターンを得ただけで舞い上がってしまい、初心や目標を忘れてそのリターンに慢心してしまうという現象を起こす人がいらっしゃいます。
つまり、投資で成功し財産を築いた時に、初心を忘れてしまうということです。
このような現象を防止するためには何が必要かというと、初心や目標を見失わないように常日頃から心掛け、意識することです。
投資家として継続的に成功していくため、そしてあなたが目標とする着地点にたどり着くためには、非常に重要なポイントとなりますので、「初心や目標を見失わないこと」を忘れないようにしてください。
自分を見失わないこと
続いて4つ目は「自分を見失わないこと」です。
先ほど初心や目標といいましたが、投資家の中には、自分まで見失ってしまう人がいらっしゃいます。
「自分を見失わないこと」とはどういう事かというと、自分の資産や性格をきちんと把握することです。
多くの方が毎日働いていらっしゃるかと思いますが、あなたの資産には働いて得られる労働収入、もしくは不動産をお持ちの方であれば家賃収入があると思います。
自分の資産を把握するということは、投資用資金がいくらあるのかを常日頃から把握しておくことであり、万が一、その資金がなくなったとしても、生活が出来るかということをしっかり考えるということです。
自分の労働収入や、既に構築出来ている不動産収入が、実際にいくらあるのかをしっかり把握しておかないと、投資に失敗して生活自体も破綻してしまうということになりかねません。
また、人によっては失敗しても落ち込まない人や、反対に小さな失敗をいつまでも引きずってしまう人がいらっしゃいますが、性格によって自分が抱えることの出来るリスクは変わってきます。
例えば、とてもポジティブな方で、失敗しても次に成功すればいいと考える方であれば、ある程度のリスクを抱えて投資することも出来ると思いますが、些細な失敗でつまずいてしまう人は、リスクの少ない投資を選ぶ方が良いと思います。
何度もお伝えしているように、投資というのは継続力が重要です。
継続的に投資をするためには「折れない心」を持つべきなのですが、人によって心が折れる度合いが違いますので、「自分の性格を把握しておく」ことは重要なポイントです。
自分の資金量や収入、性格によって、10万円で心が折れてしまう人もいますし、1000万円でも全然大丈夫と思える人もいるでしょう。
そういった意味でも、自分自身をしっかりと把握して「自分を見失わないこと」が重要になります。
謙虚であること
最後の心得は「謙虚であること」です。
これは投資家としても、ビジネス上でもとても重要な事なんですが、たまにちょっとした成功で慢心してしまう人がいらっしゃいます。
そういった場合は、周りの人が「あの人は人間が変わった」などと判断してしまうので、その後のチャンスや良い情報が、自分に寄って来なくなってしまう可能性があります。
そのため、自分は常に謙虚であり、周りに感謝するという姿勢が非常に重要です。
投資というのは、基本的には人と人との繋がりですので、良い案件や詐欺案件も含めて、ほとんど案件を知る手段は人脈です。
特に良い情報を持ってきてくれる方というのは、自分にとって非常に大切な人脈です。
その人脈を大切にしていくためにも、常に相手に感謝しなければいけません。
投資は必ずリスクを伴いますので、良い情報や成功する案件だと思って紹介してくれたにも関わらず、ちょっとしたことでその案件がこけてしまうこともあります。
ただ、その時に紹介者を恨むようなことをしてしまうと、その時点で相手との人間関係は終わってしまいます。
案件によっては失敗することもある、ということを念頭に置いた上で、自分にとってプラスな人材であれば、常に感謝して常に謙虚であることが、投資家として非常に重要なスタンスになります。
ぜひ覚えておいてください。
最後に
いかがでしたか?
あらためて、これまでお話した全ての心得をまとめると
- 好奇心を持つこと
- 貪欲になること
- 初心や目標を見失わないこと
- 自分を見失わないこと
- 謙虚であること
この、心得5ヶ条という形でしっかりと覚えていただければ投資の成功確率も、グッと伸びると思います。
これは本来の投資家のあり方として、非常に重要な部分となりますので、参考にしていただければ幸いです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください。
資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編