こんにちは。増田和彦です。
私は、副業について、その実践方法やノウハウについて、いろいろな方にお伝えする機会が多いのですが、その際によく聞かれるのが、
「私の会社は副業禁止なのですが・・・」
というご相談です。
そこで今回は、副業を取り巻く環境の実態とこれからの展望についてお話したいと思います。
副業は法律的に認められている
厚生労働省が2017年に行った調査では、本業以外に仕事をしている人の割合は7.2%となっています。
しかし、最近は副業を解禁する会社が増えてきています。
例えば、今年の7月、Yahooは他社などで本業の仕事を持つ人材を、副業という形で自社の業務に従事してもらう施策を発表しました。
また、ロート製薬では正社員の副業を解禁する「社外チャレンジワーク制度」を実施しています。
他にも多くの会社において、副業を認める動きが増えてきています。
しかし、なかなかすぐに全ての会社で認めるわけにはいかず、現時点でも副業を禁じている会社は多くありますね。
また、公務員の方は副業が禁止されています。
公務員の方はともかく、会社で働いている方については、法律的には副業はOKです。
なぜならば、日本国憲法第22条第1項において「職業選択の自由」が定められているからです。
しかし、それでも副業禁止規定を定めている会社は多くあります。
法律的にはOK(裁判になると会社が負けることが多い)とはいえ、そんなことで会社と揉めてしまうのはどう考えてもデメリットが多いので、気をつけてくださいね。
やってみたいのに会社で禁止されている場合は、会社と調整するなり、家族にやってもらうなり、ご自身の判断で副業にチャレンジしていただければと思います。
と、少しネガティブなことを書いてしまいましたが、時代の流れは「副業解禁」に向かっています。
というのも、皆さんもご存知の通り、今は不安定な時代です。
コロナで今後の経済がどうなるかは分かりませんし、老後は年金に頼るのも難しいでしょう。
そんな時代を生きているからこそ、やはり、
- 複数の収入の柱を持つ。
- 自分で稼ぐ力を身につける。
という点は、必須になってくるでしょう。
なので、まだ迷っている方は、副業のメリットを改めて考えてみてください。
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メリット1「収入の増加」
副業による収入の増加が見込めます。
メリット2「複数のキャッシュポイントを得ることができる」
収入を得る手段が複数になるので、不慮の事態が起こったりしても、生活が安定しやすいです。
メリット3「スキルや経験の習得」
本業だけでは得られないスキルや経験を習得することで、キャリアアップにつながることが期待されます。
メリット4「本業を積極的に進めることができる」
本業以外での収入があることで、本業で少しリスクを取るといったこともできるようになり、本業に良い影響を与えるケースがあります。
こういった金銭的な部分以外のメリットもあるので、ぜひ皆さんも副業にチャレンジしてみてくださいね。
『副業の神様』が語る成功秘話 増田和彦にインタビュー|前編