近年、急激な盛り上がりを見せているキャッシュレス。
「キャッシュレス」とは、クレジットカードや電子マネー、口座振替を利用して、紙幣・硬貨といった現金を使わずに支払い・受け取りを行う決済方法のことです。
お店で「○○Pay利用できます」と見かける機会も増えましたよね。
一見、資産運用には関係ないように思えるキャッシュレスですが、効率的に資金を増やすためには、絶対に利用したほうが良い支払い方法です。
そこで今回は、「キャッシュレスって便利そうだけど、難しそうで使い出せない」という方のために、メリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。
目次
キャッシュレスの5つのメリット
キャッシュレス化にはたくさんのメリットがありますので、1つ1つ見ていきましょう。
お得に買い物できる
最初にご紹介するのが、キャッシュレスの最大のメリット。
定期的に行われているキャンペーンを利用すれば、支払額の5%~10%以上が現金やポイントとして還元されますし、場合によっては全額キャッシュバックされる時もあります。
また、複数のキャンペーンを同時に組み合わせ、40%超、50%超という還元を受けている方もいらっしゃいます。
支払い方法を変えるだけで、50%以上の還元を受けられるなんて、かなりお得ですよね。
現金を持ち歩かなくていい
カード、もしくはスマホがあれば、財布や小銭を持ち歩かずに済みます。
わざわざバッグを持ち歩かなくていいので、利便性も増しますよね。
近所のコンビニへ行くぐらいなら、スマホ1つで十分です。
また、財布のスリやひったくりの被害を防げるのもメリットの1つですね。
さらに、2019年に日本政府が大々的にキャッシュレス化を進めてくれたおかげで、スキー場や海などでも、問題なくお使いいただけます。
小物の紛失リスクが高いレジャーシーンで、キャッシュレス決済が利用できるのは、かなり嬉しいですよね。
スピーディーなお会計
キャッシュレス決済なら現金で決済するよりも、スピーディにお会計を済ませられます。
カードをスキャンするか、QRコードを読み取るだけで決済できるので、わざわざお金の計算をする必要はなく、手間もかかりません。
また、決算履歴がスマートフォン内に残るので、レシートやカードの管理が苦手な人にとっても、スマホで完結する決済サービスはおすすめです。
最近のコンビニやスーパーでは、キャッシュレス決済だけが使えるセルフレジも増えましたので、スマホ1つあれば、わざわざレジに並ばずに商品が買えます。
お金の流れを管理しやすい
キャッシュレス決済なら、決済の履歴がすべてデータ化されるので、家計簿アプリなどに自動で反映されます。
毎回毎回レシートを集め、手動で家計簿をつけていた方にとっては、手間と時間を大幅に削減できるというメリットがあります。
また、家計簿を付けていなかった方も、「今月、何にいくら使ったのか」が明確に把握できるため、お金の管理もできるようになります。
ATMの手数料がかからない
近くに契約している銀行がない際に、ATMで手数料を支払って、現金を下ろした経験はありませんか?
一度だけならそれほど影響を感じないATM手数料も、回数が増えればかなりの金額になっていきます。
ただ、キャッシュレス決済なら、現金を持たなくて済むので、ATMでお金を下ろす必要はありません。
ATMでわざわざ現金を下ろさなくて良いので、時間の節約にもなりますね。
キャッシュレス決済の2つのデメリット
様々なメリットがある中で、デメリットについても触れていきたいと思います。
店舗によって決済手段の利用可否に違いがある
キャッシュレス決済が可能な店舗は増えていますが、すべての店舗で使用できるわけではありません。
また、一口にキャッシュレス決済といっても、数多くのサービスがあり、店舗によって使用できるもの、できないものがあります。
自分がよく使う店舗が、どういうキャッシュレス決済に対応しているかを把握しておく必要があります。
充電には注意
スマホを使ったキャッシュレス決済を利用する場合、当然ですが充電が切れたら使うことはできません。
電車の中や休憩中など、スマホに触れる機会が多いと、いつの間にか充電がなくなっていた、なんて事態も起きえます。
スムーズにお支払いができるよう、充電の残量はこまめにチェックしておきましょう。
まとめ
キャッシュレス決済なら支払金額の何割かが還元されたり、普段の買い物で使えるポイントをお得に貯めることができます。
また、お得に買い物できるだけでなく、不要な荷物は減らせたり、会計の時間も減らせるメリットもあります。
さらに、国が主体的にキャッシュレス化の普及を進めているので、キャッシュレス化にするなら、まさに今がチャンス。
今のうちに使い始めておけば、乗り遅れることはありません。
ぜひ、この機会にキャッシュレス化をご検討してみてくださいね。