富裕層が稼ぐ本当の理由とは│トレーダーから投資家へのステップアップ

0807アイキャッチ

こんにちは、池田和弘です。

本日は富裕層が稼ぐ本当の理由についてお話ししたいと思います。

富裕層の方々はすでにお金に余裕があるわけですが、なぜそれでも稼ぎ続けるのかということに疑問を感じられる方もいらっしゃるでしょう。

現金10億円を手に入れたいと言っていた方が、あきらかに10億円貯まっているにも関わらず、次のステージに進むというケースも多いです。

稼ぎ続けるのをやめないという方がよくいらっしゃいますが、僕も今の仕事を始めたばかりのころは、せっかくもう目標を達成しているのになぜやり続けるのか疑問に感じていました。

今回の記事では、なぜ富裕層の方々がある程度のお金を手に入れても、さらに稼ぎ続けようとするのか、その理由を解説していきます。

お金を稼ぎ続ける富裕層の原動力とは

原動力
今回の記事をお届けするにあたって、お伝えしておきたいことが一つあります。

それは、この資産形成チャンネルではあまり美談のようなお話はしたくないと思っているので、現実的なお話をさせていただくということです。

その上で、さっそく結論からお伝えします。

これはあくまでも僕の考えですが、投資家・経営者・資産家などの成功を掴んでいる富裕層と呼ばれる方々が稼ぐ理由は、一言でいうと「自分のため」。

おそらく、これは変わらないと思います。

皆さん人間なので、裕福になりたい、豊かになりたいという気持ちはあると思うんですよね。

いわゆる自己実現欲求を満たしたい、継続的に満たしていきたいと思うからこそ、利益を上げて、さらに稼ぎ続けようとするわけです。

とはいえ、目標を立てたり夢を持って生きるべきとか、さらに言えば社会貢献をするために生きるべきと考えている方も当然いらっしゃいます。

僕はそういう生き方をしていくためにも、稼いで自分が豊かになりたいという気持ちは重要だと思っていて、それが実は目標だったり夢を実現させることにつながっていくと思うんですね。

もちろん、そう言ってしまうと銭ゲバみたいなイメージを持つかもしれませんが、重要なことは目標や夢を掲げて行動していくにあたって、そのプロセスの中でお金は必要になると知っておくことです。

ただ、稼ぎたい稼ぎたいと思い続けても、何も生まれません。

そしてビジネスではよくある話ですが、ズル賢く間を抜くようなやり方、具体的には手数料ビジネスのような紹介料でお金を稼ぐことを専門とした、少しセコイやり方をしている人もいます。

お金を稼ぐと一口に言っても、そこに善悪はあるんですよね。

最近だとマスクの転売が問題になりましたが、これは社会的に見てもいいことではないです。

僕はあのような方法はあまり好きではありませんし、するべきではないと思います。

お金の稼ぎ方に関して、社会的に正しいか、道理に反しているかについては考えるべきだと思いますが、そこで出てくるのが「利益を追求する」のは悪なのかという話です。

例えば、高利益なものを売ったら悪なのかと考えると、それだけの付加価値があり、納得して買う人もいるので、利益を追求すること自体は決して悪いことではないでしょう。

商品やサービスに高い価値を感じるからこそ買う人がいるわけですが、それに対して、マスクの転売は単に人の足元を見てやっているビジネスなので、根本がまったく違うんですよね。

たとえ高価でも、必要とされていて、誰もが高いお金を払ってでも手に入れたと思うくらい価値があれば、「欲しい!」と手を挙げている人に販売しても何も問題ないと思います。

例えば、旅館でいうと、ものすごくきれいで掃除もいきわたっていて、サービスも最高で料理も最高なものを提供していれば、当然高い宿泊料を払ってもらうわけです。

そして、その旅館の利益率が高かったとします。

これはお客さんの足元を見て高い値段設定をしているわけではなく、それ相応の付加価値を付けて、それに納得して宿泊する人がいて成り立っているので、正しいビジネスの形なんです。

逆に、サービスを最低限に抑える代わりに、宿泊料を安くするというケースもあります。

ビジネスの中で良い悪いというのはなく、それぞれが違った特徴を持っているということですね。

ただ、時と場合によっては、ビジネスにも柔軟な対応を求められることもあります。

仮に大災害が起きたとして、その際に「泊まる場所がないです、家に帰れません、避難所もいっぱいです」という人が現れたときに、その人たちに向けて高い宿泊料を設定して「泊まっていきますか?」というのは、人道的にどうかなと思います。

ただ、稼ぐというのは、稼ぎ方が正しいかどうかが問題で、そのやり方さえ間違えなければOKだと思うんですよね。

「自分のため」に稼いでもいい理由

02
稼ぎ方さえ間違わなければ、富裕層の方々が稼いでいくのも、もちろん何も問題はありません。

そして、彼らも最初は「自分のため」に稼いでいって、そこから”家族のため”、”社会のため”と、意識する範囲が広がっていくイメージなんですよね。

この記事を読んでくださっているのは、これから富裕層になりたいと考えている方がほとんどだと思いますが、そういった気持ちがあるなら、まずは自分が豊かになることを目指していただきたいです。

自己実現のために稼ぐのを第一目標として、最初はそれを自分の夢にして取り組んでいただければと思います。

ただ、実際に稼いでいくためには、目先の利益だけを追い求めているとうまくいきません。

やはり、自己実現を果たすためにも、そのためにはこれくらいの資産が必要というイメージを膨らませて、目標を立てて行動していくことが大切です。

具体的には、この記事や本などを読んで知識をつけたり、セミナーに参加したり、人脈を広げたり、投資案件に参加したり、時間が空いてるときは副業をしたり、FXでトレードしたり、様々なことに取り組んでいただければと思います。

うまくいくときもあれば、うまくいかないときもあるかもしれませんが、繰り返し行動すればお金は後からついてきます。

「社会貢献やボランティアなど、いいことをしていればお金は後からついてくる」と考えている方もいらっしゃいますが、それ自体は間違っていません。

ただ、それだけだとなかなか厳しいのが現実なので、それはある程度美談だということも知っておいてください。

まずは自分が稼ぎたいという気持ちがあって、そこからビジネスを始めたとして、ターゲットに求められるサービスを提供できれば、後からお金がついてくるというのが現実です。

そこを分かっていないと、稼ぐことはできないでしょう。

繰り返しになりますが、富裕層が稼ぐ本当の理由は、「自分のため」です。

最近、1,000億円以上の価値がある自分の企業を売却した方がいらっしゃいますが、その方は利益を追求して自分の資産を形成していき、そして自分の持ち株を売却し、今は一個人に戻って好きなことをしています。

実際、その方がやっている好きなことの中には、寄付のような社会貢献につながることが含まれているんですよね。

とはいえこれは、稼いだ結果できることなので、そこに行き着くためにまずは自分の利益や目標、夢を追い求めることが重要です。

ある程度、大きな金額を稼いできた方や社会的に高い地位にいる方であればあるほど、お金を稼ぐことに関する価値観を美談化してしまう傾向があります。

ただ、彼らが美談として語る前、つまり富裕層の仲間入りをする前にフォーカスすると、アグレッシブに行動してお金を稼いでいたという過去があるものです。

繰り返しお伝えしますが、反社会的な方法に手を出したり、非人道的なことをしなければ、稼ぐことを追求しても問題ありません。

少なくとも、僕の周りには自分のために稼いで富裕層になった方が多いです。

数十億円クラスの資産を手に入れるには、自分のために行動するのが一番の近道だと思うので、ぜひ皆さんも富裕層になりたいという気持ちがあれば、今回の記事でお伝えしたことを参考にしていただければと思います。
 
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。

池田和弘 資産運用のすべてを知る男、池田和弘にインタビュー|前編