FXが大ヒットしたのは、金利差=スワップポイントを毎日もらえるから!

FX スワップポイント

FXは、そして、スワップポイントという二国間の金利差をもらえるため、売買での利益だけを狙わなくてもOK。これが人気になった理由の一つ。為替相場を動かすミセス・ワタナベと日本の個人投資家が言われるくらいです。

外貨預金の金利よりもお得なレベルで、スワップポイント=金利相当分をもらえます。

日本に比べて、海外の金利は高め。そのため、外貨投資は、金利を狙うのも大事な投資戦略。なかでも、FXは、「外貨を買い日本円を売る」=基本的な取引を行うだけで、スワップポイントを毎日もらえます。
※取引する通貨ペアやロールオーバーの関係で、貰えないこともあります。

二国間の金利差=スワップポイントってどういうこと

外貨預金の金利と違い、FXは、通貨同士の金利差を得ることができます。これがスワップポイント。難しく考えなくても慣れればカンタン。

しかも、日本は、超低金利が続いているため、金利はゼロと考えることができます。この状態が続く限り、日本円を売って、金利の高い外貨を買えば、ポジションを決済するまで、スワップポイントを得られる可能性が高い。
※日本と海外の金利次第で、スワップポイントを得られないこともあります。

  • 高金利通貨の金利-低金利通貨の金利=金利差がスワップポイント

たとえば、2021年10月13日現在、英国の政策金利は、0.10%。日本の政策金利は、-0.10%。このように、英国の金利が高く、日本の金利が低い状態だと、英国ポンド/日本円の通貨ペアで買いポジションを持てば、スワップポイントが毎日得られます。

スワップポイント

スワップポイントの金額

1万通貨あたり 2021年10月11日

このように、英ポンド/円を1万通貨買えば、毎日、DMMFXで8円。外為どっとコムで6円のスワップポイントをもらうことができるというシステム。

1日たった8円といっても、1年間、ずーっともらい続ければ、2,920円。しかも、1万通貨で8円もらえるなら、10万通貨だと1日あたり80円もらえる計算になります。

取引する通貨次第でマイナスになることもある。

ただし、ここで、注意しなければいけないのは、マイナスになるリスク。先程の表を見てください。DMMFX・外為どっとコムの両者ともに、売りポジジョンはマイナスです。

スワップポイントでマイナスということは、逆にお金が差し引かれるということ。もし、先程とは逆に、英ポンドや米ドルを売り日本円を買うポジションを持っていた場合は、日々、スワップポイント分だけマイナス。

これもあって、FXは、外貨買い日本円売りのポジションが人気。

ということは、そう、もしも、日本の金利がどんどん上がっていき、外国の金利が安くなれば、スワップポイントの受け払いが逆になるリスクがあるということです。

日本の金利は低いまま

しかし、ご安心ください、日本の超低金利。そうカンタンに収まる気配は見えません。国債が大量に売られて、金利が大幅上昇という話も時々、出てきます。でも、それはいつの話でしょう。21世紀となり、20年たっても金利は上がっていませんからね。

それよりも、海外の金利が上がる方が先になるのではないかと思います。今後、米ドルや英ポンド、豪ドルの金利が上がっていけば、もらえるスワップポイントも増えていくことになります。それこそ、かつてのように、円安とスワップポイントのダブルで美味しいというタイミングも来るかもしれません。

2000年 高金利 2000年代は、高金利通貨のスワップポイントでウキウキワクワクした時代