これから株式投資について勉強を始めようと考えている、あなた。
株式投資は応用まで含めると学習範囲が広く、何から勉強すればいいか迷ってしまいますよね。
ただ、株式投資の基礎については、本やインターネットなど、さまざまな方法で学習が可能です。
今回の記事で正しい勉強方法を知り、効率的に株式投資を学習していきましょう!
目次
まずは自身の学習度を確認する
株式投資の勉強はやみくもに始めるのではなく、先に自分の理解度を確認しておくことが大切です。
特に初心者の方は、基礎知識を固めることが利益を出す近道になります。
まずは、基礎知識について不足している部分を確認してみましょう。
株式の意味・取引の流れ・証券会社の選び方・投資手法を、どれほどご存じでしょうか?
加えて、株式投資で利益を出す方法だけでなく、リスクについてもしっかりと把握しておくことが大切です。
自身がどの程度の損失を許容できるか?
その投資が失敗する確率、失敗したときの損失額はいくらか?
一部の投資先で損失が出ても、他の投資先でカバーできるようになっているか?
リスク管理までが確実にできるようになれば、株式投資は怖くありません。
なお、「なんとなく株式投資が分かってきた」「実際に株式投資を始めてみた」という段階に達したら、企業分析のテクニックなどを習得していくのがベターです。
財務諸表の見方や企業業績の分析、その他売買の判断材料について知識を深め、実践に活かしていくことをオススメします。
その際は、日興フロッギーのように、株式に関する情報収集と、株式の購入が一緒にできるサービスを活用してみるのもよいでしょう。
株式投資のオススメ勉強方法
初心者にオススメできる、株式投資の勉強方法を4つご紹介していきます。
- 本や雑誌
- ネット上の記事や個人ブログ
- 証券会社のサイト
- アプリ
本や雑誌
本や雑誌のメリットは、様々な書籍が発売されていて選択肢が豊富な点、自分の知識レベルや好みに合わせて選べる点です。
複数の本や雑誌を購入しても数千円程度で収まることが多く、費用もそれほど多くかかりません。
本には、株式投資の概要や基礎的な手法を書いたものや、株式投資に関する様々な情報を集めたものがあります。
初心者の方が本を探す場合は、「株式とは何か」「投資とは何か」といった基本から丁寧に解説しているものを選ぶのがオススメです。
タイトルの「入門編」「初心者からでも始められる」といった文言を目印に、本を探してみましょう。
雑誌の場合は、基礎から時事ネタまで幅広く知ることができます。
主に最新の株式市場・企業情報が掲載されていたり、独自コンテンツ・特集記事が掲載されたりしています。
業界選定や銘柄選定などの参考情報として活用できるでしょう。
【ダイヤモンドZAI】:初心者向け
今回ご紹介する雑誌の中で、まず株式投資の初心者さんにオススメしたいのがこちら、「ダイヤモンドZAI」です。
中身を見てみると、図やイラストの多いカラフルな誌面や、興味を引く特集が豊富にあります。
知識の少ない初心者さんにも読みやすく、参考になるでしょう。
株の専門家による分析や銘柄などの詳しい情報も充実しています。
【日経マネー】:ZAIを読み慣れた方向け
ダイヤモンドZAIに比べて専門用語が多くなりますが、そのぶん得られる情報も多岐にわたります。
様々な切り口による分析を勉強することができ、資産運用など株以外の勉強にも役立つでしょう。
ネット上の記事や個人ブログ
インターネットを活用した情報収集のメリットは、本や雑誌よりも幅広いトピックについて
学習できる点です。
こまめに情報を更新しているサイトであれば、最新情報をいち早く手に入れることができます。
しかし、ネット記事の中には誤った情報を掲載しているケースもあるため注意が必要です。
ネット上の記事や個人ブログを参考にする際には、実際に利益を出している人の意見を参考にするのがよいでしょう。
一方で、実際に利益を出しているかどうかが不明であったり、単なる個人的意見に過ぎなかったりするサイトも多く存在します。
あいまいな情報は、株式投資の取引実績を悪くする可能性大です。
ネット上の記事や個人ブログを使って株式投資の勉強をする際は、信頼できる発信元かどうかを確認するようにしましょう。
証券会社のサイト
証券会社のサイトには、株式投資の初心者向けコンテンツが豊富にあります。
学習用ページなどが掲載されていることがあり、株式投資の仕組みや投資用語といった基礎知識を勉強できる点がメリットです。
初心者の方は、証券会社のサイトを見て勉強してもよいでしょう。
いつでもどこでも、サイトを開けば勉強できるので学習を継続しやすく、書籍を購入する場合と違って費用が一切かからないのが嬉しいポイントです。
アプリ
株式投資の勉強方法として、投資用アプリがあります。
デモトレードを行うことにより、仮想の世界で株取引を体験できるところがメリットです。
アプリを使えば、実際にお金を使わずに投資経験を積むことができます。
いきなり株取引を実践することに不安がある初心者には、とてもオススメです。
デモトレードで必要な知識や感覚を十分に身に付けてから、実際の株取引に移るのもよいでしょう。
【株たす】:株式投資を漫画で学べる
株たすは、初心者さんでも、株について学びながら投資体験ができるアプリです。
リアルタイムの株価を取得して、本物に限りなく近いデータでの取引ができます。
株式投資に必要な知識も、漫画形式で紹介されており、楽しく覚えられる工夫がみられます。
さらに、実際に株取引を始めたくなった時には、証券会社選びまでサポートしてくれます。
【トレダビ】:景品をかけて本気で学べる
トレダビも、リアルなデータを使って、本番と遜色のない取引を体験できます。
また、3カ月ごとに大会が実施されています。
他のプレイヤーと成績を競い、上位入賞者はAmazonギフト券を景品として貰えます。
イベントや景品を楽しみにしながら続けられるのも、トレダビを利用するメリットでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
株式投資では、実践を通した勉強も欠かせません。
実際の株取引において、学んだ知識を修正しながら経験を重ねていくことで、投資スキルは向上していきます。
どこかのタイミングで、少額の株取引を気軽に始めてみましょう。
とはいえ、まずは基礎知識を勉強することが大切です。
この記事で、自分に合った株式投資の勉強方法を見つけ、正しい知識を効率よく身に付けていっていただければ嬉しく思います。